システムトラブル時に使用する調査用ログファイルの取得方法
但し、取得したログファイルは暗号化されており、ユーザでは内容は確認できない
問題が起こった時に取得しておくと、ディーラーでの解析に有効かもしれない
ログ取得手順
- 車のマークの物理キーを5秒以上押し続ける
- 「ポン」という音を確認したら、キーを離す
(ログダンプが開始した音) - 30秒後ぐらいに再度「ポン」という音がすることを確認する
(2回目の音はログダンプが完了した音)
ログファイル確認および取り出し
- ENGINEERING MODE画面を開く
- MENU 画面で、ボタン [ Log Mode ] を押す
- LOG MODE 画面で、ボタン [ Log List ] を押す
- LOG LIST 画面で取得日時のログファイルが存在することを確認する
ファイル名: Spy_MMDDYYYY_HHMM.enc - USBメモリをフロントのUSBへ挿す
- ボタン [ Send to USB ] を押す
手順5以降の手順がログファイルのUSBメモリへの取り出しだが、取り出さずとも車両には残っている
取り出したところで内容は確認できないので、この手順5以降は、利用シーンとしては、車両から消去されても残したい場合
ログファイルについて
ログファイルは OpenSSL にて暗号化されていることまでは判っているが、暗号化方式や複合キーが不明なため、内容は確認できない
たぶん、復号化コマンドはこんな感じ
openssl enc -aes256 -d -pbkdf2 -k xxxx -in Spy_MMDDYYY_HHMM.enc -out xxxx