ESP-IDF 動作確認

Hello World! を表示するサンプルプログラムで動作確認する

ESP-IDF起動

ESP-IDFのコマンドプロンプト(ESP-IDF 4.4 CMD)を起動する

開発環境ディレクトリ作成

これから開発するにあたり、プログラム等を作成するディレクトリを用意する
すでに作成済みであれば、この作業は不要(この後の説明の %userprofile%\espは読み替える)

mkdir %userprofile%\esp

サンプルコピー

Hello Woldを表示するプロジェクトを開発環境ディレクトリにコピーする

xcopy /e /i %IDF_PATH%\examples\get-started\hello_world %userprofile%\esp\hello_world

コピーしたプロジェクトへ移動

開発環境ディレクトリの下にコピーされたディレクトリ hello_world へ移動する

cd %userprofile%\esp\hello_world

ビルド

プログラムをコンパイルし、ESP32へ書き込みバイナリファイルを生成する

idf.py build

デバイス接続

書き込むESP32をPCへUSBケーブルで接続する
(接続済みの場合は、この作業は不要)

フラッシュ

生成されたバイナリファイルをESP32を書き込む

idf.py flash

ESP32と通信するポートを自動選定するが、エラーが出るような場合、デバイスマネージャでポートを確認し、 idf.py -p COM3 flash のようにポートをオプション指定する

この例では COM3 がポート

モニタ

正常であれば、フラッシュ後、再起動され、既に動作(ESP32がHello world!を出力)している
この動作状況を確認(モニタ)する

idf.py monitor

フラッシュでポート指定した場合、idf.py -p COM3 monitor のようにポート指定オプションを指定する

問題なければ、Hellow world! が出力されている

I (261) heap_init: At 3FFB2C30 len 0002D3D0 (180 KiB): DRAM
I (267) heap_init: At 3FFE0440 len 00003AE0 (14 KiB): D/IRAM
I (273) heap_init: At 3FFE4350 len 0001BCB0 (111 KiB): D/IRAM
I (280) heap_init: At 4008B2E0 len 00014D20 (83 KiB): IRAM
I (287) spi_flash: detected chip: generic
I (291) spi_flash: flash io: dio
W (295) spi_flash: Detected size(4096k) larger than the size in the binary image header(2048k). Using the size in the binary image header.
I (309) cpu_start: Starting scheduler on PRO CPU.
I (0) cpu_start: Starting scheduler on APP CPU.
Hello world! ←★これが出力されれば動作OK
This is esp32 chip with 2 CPU core(s), WiFi/BT/BLE, silicon revision 3, 2MB external flash
Minimum free heap size: 295180 bytes
Restarting in 10 seconds...
Restarting in 9 seconds...

モニターを停止するには Ctrl + ](右角かっこ)を押す