OPTICON OPN-2001、WinXPの頃から使用されていたかなり古いデバイス
製造年月 2010年2月!!
ボタンを押してバーコードを保存できるというもの
今時スマホで読み取れるが、読み取り速度やデータ連携はこちらを使用するメリットはある
公式にはドライバはWindows10までのサポート
そして、秋葉原で大量に売っている中古は使えないという情報が
しかし、四苦八苦したところ、Windows11で使えることが判明
ここでは、これを紹介
ちなみに、秋葉原のジャンク通りのPC Eyes購入し、確認したのは2025年5月24日
以下に説明するリンク先から今後ダウンロードできなくなるかもしれない
PCと繋げられるようにする
この中古デバイス、PCに繋げても認識しているようだが、使えない
辛うじて、読み取りボタンを5秒程度長押しすると、読み込んだデータがキーボード入力として、メモ帳に流し込めるが
このデバイス、モードを持っているようで、USBキーボードのようになるモードの場合このようにになる
で、中古で売っていたものが全部そうかわかないが、バーコードリーダモードにしないと使い物にならない
バーコードリーダモードにするには、下記手順となる
スキャンボタンとクリアボタンを同時に10秒押し続ける
他の方法としては、下記でもOK(当初これで使えるようにした)
下記URLでOPN-2001用設定バーコード作成し、デバイスでスキャンすることでモードを変更する
下記URLでバーコード作成サイトへ接続
https://opticonfigure.opticon.com/configure?scanner=OPN2001
下図のように「U2」をクリックし、[Add]ボタンを押下する
ページ下部に下図のようなバーコードが表示される
ページ左下の[Print]ボタンを押下し、印刷し、上から順に3つのバーコードをスキャン
これで、ドライバ、専用ソフトウェアで使用できようになる
インストール
下記手順でドライバと専用ソフトウェアをインストールする
ドライバは日本のサイトから、専用ソフトウェアは海外(本社?)サイトからダウンロードする
ドライバ
- 下記URL(Opticon日本サイトのダウンロードページ)を開く
https://www.opto.co.jp/products/tool/software_dl.html - 「USB-COMドライバ ver3.3.0.0.7」(2025年5月24日時点)をダウンロードする
下方にOPN-2001用ドライバがあるが、Windows11ではメモリ整合性をOFFにしないと使えない - ダウンロードしたzipファイルを解凍し、”Installer.exe”を実行、画面に従いインストールする
- USBケーブルでデバイスを接続する
- デバイスマネージャを起動し、「ポート(COMとLPT)」を開くと、下図のように「Option USB…」が認識される
専用ソフトウェア
- 次に下図URLに接続し、専用ソフトウェアをダウンロードしていく
https://opticon.com/downloads/ - ページ下方の「Legacy Products」を押下
- 展開された中から OPN-2001 を探し、その[Appload]を押下し、ダウンロードする
- ダウンロードした “Appload Setup.exe” を起動し、専用ソフトウェアをインストールする
設定
専用ソフトウェア(Appload)は時刻設定、スキャンしたデータのPCへの取り込みができる
起動し、以下の手順で設定や取り込みができる
時刻設定
[Set Time]ボタンで、PCの時刻が設定される

バーコードデータダウンロード
「Save to file」のチェックボックスにチェックを入れ、右側の[…]を押下、ファイルを指定
[Get barcodes]ボタンを押下すると、指定したファイルに取り込まれる

また、取り込み時のフォーマットを下部の設定で変更できる
「Time」項目を 24hr(24時間表示)、「Date」項目を Long YYYY-MM-DD にするくらいかな

バッテリー
内臓電池はUSB接続で充電されるが、がどれだけ持つのか不明
電池はAmazonでも売っているが、もし長く使いたいなら、何個か買っておくのが良さそう